オリペン1号。
2011.09.30 Friday
ペンタックスのカメラでは、ここまで書くことはなかったのだが・・・。
最初にお断りしておきますが、ミラーレスと呼ばれるカメラを使うのは今回が初めてです。
で、しばらく使ってみて感じたこと。まずは良い点から。
1. とにかく小型軽量。ほとんどこれに尽きる。
2. AFで合焦後にMFが可能で、ズーミング以外はレンズが繰り出さずにフィルター枠も回転しない。(MSCレンズの場合)
3. MFアシスト機能。MFに切り替えると拡大表示する。
4. 付属のオリンパスビュアー2は、JPEGの調整機能が充実している。
5. 忘れてはならないのは、強力なダストリダクションとボディ内手振れ補正機能。
次は、弱点。
1. バッテリーの容量が少なく300コマは撮れない。予備を持っていても600コマだ。
2. SDカードのスピードクラスが原因かもしれないが、とにかく書き込みに時間がかかる。
3. 2.7型23万ドットの液晶は、老眼の自分には文字が見づらい。
ビュー角度(視野角)は全方位から十分あるので画像の確認自体は問題ないが。
4. もうないことを祈るだけ。
小型軽量で撮影をアシストする機能も多く、描写性能はAPS-Cの一眼レフと遜色なし。
しかし、このカメラだけですべてをカバーするには無理があると思う。
今後はどんな進化を見せてくれるのか楽しみだが、現状では一眼レフとうまく使い分けるのが正解かもしれない。
オリ・ペン実践投入。
2011.09.20 Tuesday
書き始めるまでが長くなってしまったが、そろそろインプレッションを。
E-PL1sレンズセットと一緒にオーダーしたのは、毎度同じで液晶保護フィルムとレンズプロテクター。
箱から出し始めてすぐに思ったのは「外箱がきれい!」だった。
ペンタックスは何故か薄汚れている場合が多い。
ボディキャップもペンタックスのような梱包用ではなく、きちんとしたものが付いている。
と思ったら、レンズリアキャップは???だ。どうもセットレンズ専用品のようだ。
バッテリーを充電している間に、液晶保護フィルムを貼りストラップを通す。
レンズにはプロテクターを装着。なんとまあ、37ミリ径だ。
レンズを装着しようと思ったら、レンズマウントはプラマウントだった。(泣)
上位機種についてくる同じセットレンズは、金属マウントらしい。
まあ、気にせずレンズを装着すると、このレンズは今時珍しい沈胴式だ。
これもマニアックでよろしい。フードくらいは付属にしてほしいが。
そんなこんなで充電も完了し、バッテリーとSDカードをセットして、
ソフトウェアのインストールと、カメラ本体のファームウェアのアップデートを済ませた。
オリンパスの場合、カメラとPCをUSBケーブルで接続してドライバーのインストールが必要なようだ。
ソフトウェアのバージョンアップは、ネットに繋がっていれば簡単に済ませることができる。
ペンタックスとはずいぶん勝手が違うようだ。
さあ、準備は完了。取説はあらかじめPDFをダウンロードして目を通してあるのだが、いつもとは勝手が違う。
メニュー画面を送っていくと、K-5にはないような便利な機能も搭載している。
さっそく、いつもの神社までテスト撮影に出かけたのだが、数十カット撮るとグリップが熱くなってきた。
バッテリーの発熱のようだ。夏場は、K-5でもかなり熱くなるのでしばらく様子を見よう。
家に戻ってオリンパス・ビュアー2でPCに取り込んでみた。
JPEGとRAWで撮ってみたが、このカメラはDNGフォーマットでは撮れないのだが、JPEGの調整機能が充実している。
PCのディスプレイで見た限りでは、ここまで写れば十分だ。
少し手に馴染んできたところで、細部を眺めてみる。
ブラックボディとブラックレンズは一番違和感が無いようだ。
マグネシウム合金製ではなく、アルミ合金と樹脂のハイブリッド外装のようだ。
唯一のダイヤルはモードダイヤル。その他の設定はボタンと十字キーで行う。
このモードダイヤルには、絵文字モードがなくてうれしい。
ダイヤルのクリック感もボタンのタッチもまずまずなのだが、シャッターボタンが小さすぎる。
昔の機械式カメラを意識しているのだろうか?
肝心のシャッターフィールは・・・? 店頭で確認してあるので落胆はないのだが・・・。
とにかく、低速シャッター時に、どこでシャッターが切れたのか判断が難しい。
実際に使った印象は、また次回に。