最後のフィルムカメラ。
2015.01.17 Saturday
2005年にデジタルカメラを使うようになるまで、使い続けたフィルムカメラはT3だった。
そして、2006年にデジタル一眼レフカメラK100Dを発売と同時に購入した。
CCDを動かす手ぶれ補正やダストリダクション機能などの先端機能を装備していた。
ところが、T3のように思ったような写真が撮れない。と言うか色が出ない。
APS-Cサイズの600万画素CCD。今思えば十分なのだろうが、T3で撮ったポジと比べると・・・。
そして、もう一度フィルムで撮ろうと購入したのがクラッセs。
T3は露出が難しいことに加えて、露出補正も面倒だったけれど
このクラッセsの露出の正確さにはびっくりした。もちろん写りも素晴らしかった。
このへんが、今の富士フィルムのデジタルカメラにも息づいているのだろうか?
今後、フィルムカメラを使うことはないと思うので、このカメラが最後のフィルムカメラかもしれない。
クラッセs。
トレビ。
チタン。
2012.07.06 Friday
New FM2がチタンを身にまとって・・・なんてキャッチだったかどだうか忘れてしまった。
東西冷戦が終わると、軍用のチタンが市場に流出したことでカメラのボディに使われることになった。
と、まことしやかに語られるチタン。
実は、ブラックボディのFM2を数年使ってはいるものの、なかなか真鍮の地金が見えてこない。
ニコンのお偉いさんのように、コンクリートの上を引きずる勇気もない。
そんな時、たまたま目にしたチタンボディ。まあ、当時はチタンは高級カメラの証だったのだが
FM2なら何とか買えそうな値段だった。ということで購入に至った。
同じ強度を持たせるならチタンは薄くできるようで、結果真鍮ボディよりも15gほど軽量だ。
実際は気分の問題で軽量化のメリットは感じないのだが、カメラの作動音の違いのほうが面白い。
チタンボディは、シャッターを切ると真鍮ボディに比べて乾いた音がする。
カメラ内部での響き方が違うようで、チタンはカラン。真鍮はカシャンといった感じだった。
これに、福岡の西工芸さんでオーダーしたボディージャケットを身にまとうと、また違った音がした。
それにしても、マニュアルニッコールをマイクロ4/3で・・・と思っても後の祭りなのだが。
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小道具。
2012.06.30 Saturday
今でもあるのだろうか?ネガハンドラー。
現像から上がったフィルムを引っ張り出すときに使う小道具だ。
カナダ製ということは承知していたのだが、USパテント・・・とある。
丈夫で15年以上使っても壊れない。おそらくビジネスとしては儲からなかったのではなかろうか。
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